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スタッフのつぶやき
2022.10.9

NPOオーソテックスソサエティの講習会行ってきました DSIS(ダイレクトシューインソールシステム)学習

靴と足のマッチングをするには、いろいろな考え方、アプローチの仕方があって、同じ数だけ団体も存在します。大きくはドイツ系のフィッテングとアメリカ系のフィッテングに分類され、革靴や足関節の変形への対応理論はドイツ系コンフォートが日本では多く、アメリカ式はスポーツ系の理論がもっぱらです。

今回はNPO法人 オーソテックスソサエティーという組織が主催するフットコントローラー講習を受講。 靴とインソールを用いた療法や予防・ひいては健康増進への普及をはかり、社会へ寄与することを目的とする。という団体です。受講者は、整形外科医、整体師、理学療養士、靴メーカー、義肢装具士、靴販売者などでした。

団体は、静的に足の形を取って作成するインソールとは異なり、靴のフィッテングと動きを観察して作成するインソールを重要と考えておられます。そのため講習では、歩行時や直立時の体の傾きを頭、肩、腰、膝、足に分けて観察し、異常が無いか、あればどう対処するのかを学びます。

その対処の仕方は、足底挿板(インソール)を個人の動きに合わせて作成し、靴内に挿入する。というものです。ひたすら歩行観察です。足の回内、回外はもちろんの事、腰、肩も同様に観察。歩行時の立脚相、遊脚相(足が地面に着地しているか、していないか)の歩幅に着地の様子、離肢と様子などなど観察。その中で原因を考え、一人一人に対処していきます。

続きはまた今度。

いゃ〜、勉強になります。今も普通にやっている事なんですが、言葉(アプローチの仕方)を変えると理解が進みます。より分かりやすい言葉でお伝えできるのかなと。まだまだ勉強が続きます・・・。